Shopify店舗の対策(12の実装モジュール)

読者のShopifyの店で、検索・AI・購入の判断に関わる設定と表示を整えるための12のモジュールです。どれも、変更前の確認、変える範囲、使い勝手を守ること、テスト、できあがるものの順に書き、最後に進め方を並べます。

店舗側の対策です。 対象は、読者のShopifyの店の設定・テーマ・商品データです。今の状態を確かめ、変える所を最小にし、使い勝手が落ちていないかを確かめてから、店の持ち主が決めて本番に反映します。

どのモジュールも手順の提案です。本番に反映する前に、テーマのコピーや例のデータで試します。

SEOの基本設定の点検

M01 課題: 検索・AIへ正しい情報を出す 提案

Shopifyは、ページの題(title)・説明文(description)・正規URL(canonical)・サイトマップ・robots.txtを標準で出します。最初にするのは、テーマ・アプリ・標準のどれが何を出しているかの一覧づくりです。SEOアプリの追加やテーマの作り直しを最初の答えにしません。作り直しは最後の手段です。

最初に確かめること: title・description・canonical・サイトマップ・robots.txtを、テーマ・アプリ・標準のどれが出しているかを一覧にする

カテゴリ階層と内部リンク

M02 課題: 検索・AIへ正しい情報を出す 提案

ブランド・モデル・型番(ref)のようなカテゴリは、独自の情報を持つ階層だけを公開し、実際の商品へ届く普通のリンク(a href)でつなぎます。商品が少ないという理由だけで、カテゴリを一律に非公開にすることはしません。

最初に確かめること: ブランド・モデル・型番などの階層の役割、商品との関係、空のカテゴリ、ページどうしのリンクを一覧にする

絞り込み・ページ送り・正規URL

M03 課題: 検索・AIへ正しい情報を出す 提案

絞り込みとページ送りは使えるまま残し、検索エンジンに登録させる組み合わせだけを絞ります。2ページ目には自分自身を指す正規URLと、実際の前後のリンクを置き、1ページ目へまとめません。

最初に確かめること: 今のURL、URLに付く条件、ページ送り、並び替えの動きと、検索エンジンへの登録の状態を集める

価格・在庫・構造化データの一致

M04 課題: 検索・AIへ正しい情報を出す 提案

画面の表示・JSON-LD・商品フィード・Catalogの価格・通貨・在庫・商品の状態は、一つの元データから出します。違いがあれば公開を止めます。GTIN・評価・保証・priceValidUntilを埋めるために、架空の値を作りません。

最初に確かめること: 実際の商品、テーマ、アプリのJSON-LD、商品フィード、Catalogの価格・通貨・在庫・状態・バリエーションを比べる

購入判断に必要な商品情報

M05 課題: 商品ページで状態や付属品を伝える 提案

状態・付属品・保証・配送・返品・写真は、メタフィールドなどに入っている事実だけを表示し、「なし」「分からない」「当てはまらない」を分けて示します。価格・在庫・状態と、購入や相談の操作を先に見せ、「全品鑑別済み」のような裏付けのない宣伝はしません。

最初に確かめること: 状態・付属品・保証・配送・返品・写真と、空欄の意味を決める

表示速度と画像・動画

M06 課題: 商品ページで状態や付属品を伝える 提案

要る機能を残したまま、要らないスクリプトと画像の転送を減らします。試験の環境で測った値を、実際の利用者で測った値(75パーセンタイル)や売上の改善の証明にしません。動画の自動再生は使いません。

最初に確かめること: 対象のテンプレートとアプリのスクリプト、画像の大きさ、実際の利用者と試験の環境で測った値を集める

メタフィールドとCatalog Mapping

M07 課題: 検索・AIへ正しい情報を出す 提案

Shopifyの標準の項目を先に整え、要るカスタムの項目だけをCatalog Mappingに渡します。公開してよい項目の一覧にない原価・顧客・社内の評価は、Catalog・HTML・AI向けの案内ファイルのどこにも送りません。

最初に確かめること: 公開できる正式名称・別名・型番・属性と、公開しない項目を分ける

AIのクローラーと案内ファイル(llms.txtなど)

M08 課題: 検索・AIへ正しい情報を出す 提案

Shopifyは/agents.md、/llms.txt、/llms-full.txtを標準で提供しています。有料アプリは要りません。最初にするのは、今の応答と、テーマにある独自のテンプレートとの違いの確認で、robots.default_groupsは残します。

最初に確かめること: 今のrobots.txt、3つの案内ファイルのURL、独自のテンプレート、学習についての方針を確かめる

AIの商品チャネルに載せられるか

M09 課題: 検索・AIへ正しい情報を出す 提案

ChatGPTの商品表示や、Google内での直接購入は、店の拠点・売る市場・消費者へ直接売るか(D2C)・管理画面に出ているか・ポリシーがそろっているかで、候補になるかが変わります。分からないうちは有効にせず、日本国内だけで売る店に、掲載や決済を無条件で約束しません。

最初に確かめること: 店の拠点・売る市場・消費者向けか事業者向けか・管理画面での提供・規約・ポリシーを確かめる

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多言語・市場ごとのURLと価格

M10 課題: 商品ページで状態や付属品を伝える 提案

公開している言語だけに、互いを指すhreflangと正規URLを付け、価格は市場ごとの実際に合わせます。言語を強制的な転送で隠すことも、海外に売っていない店に配送先の市場を勝手に足すこともしません。

最初に確かめること: 今のMarkets・言語・通貨・URL・hreflang・在庫を公開している範囲を確かめる

売り切れ・非掲載・店舗内検索

M11 課題: 商品を見つけやすくする 提案

売り切れ・廃番・非公開・Unlisted・seo.hiddenは、別の状態として扱います。検索エンジン向けの非表示は、店内検索やコレクション、URLを直接開いたときにも影響することがあるので、影響を確かめてから一件ずつ店の持ち主に決めてもらいます。

最初に確かめること: 売り切れ・廃番・非公開・Unlisted・seo.hiddenを別の状態として扱う

SEO・AI・購入と相談の計測

M12 課題: 確認や転記の作業を減らす 提案

表示・参照・訪問・相談・承認を分けて数えます。AI向けのレポートはCSVの列を確かめてから別に取り込み、指標が足りないときは0や成功にせず、判断できない理由と次に確かめることを出します。

最初に確かめること: Search Console・Web・AIのレポート・アクセス解析・紹介の台帳で取り出せる範囲と、同意を確かめる

進める順番

手間をかけるのは、店ごとのデータ・テーマ・商品フィードをそろえることと、差分・戻し方・確認です。標準で用意されているファイルを作り直すことではありません。

  1. 本番の管理権限は使わず、書き出したデータ・テーマのコピー・例のデータで、今の状態を一覧にします。
  2. テーマの版を控え、標準の機能で足りることと足りないことを分けます。
  3. 変える所を最小にした差分、テスト用のデータ、元に戻す手順をそろえます。
  4. PC・スマートフォン・キーボード操作で、表示とデータの変化を記録します。
  5. 店の持ち主が変更を決めてから、本番に反映します。

記事と道具から探す

記事は課題から探せます。商品ページの表示は、点検項目で確かめられます。運営者への相談は有料です。