SEOの基本設定の点検

M01 対象: Shopify店舗 課題: 検索・AIへ正しい情報を出す 提案

Shopifyは、ページの題(title)・説明文(description)・正規URL(canonical)・サイトマップ・robots.txtを標準で出します。最初にするのは、テーマ・アプリ・標準のどれが何を出しているかの一覧づくりです。SEOアプリの追加やテーマの作り直しを最初の答えにしません。作り直しは最後の手段です。

店舗側の対策です。 対象は、読者のShopifyの店の設定・テーマ・商品データです。今の状態を確かめ、変える所を最小にし、使い勝手が落ちていないかを確かめてから、店の持ち主が決めて本番に反映します。

どのモジュールも手順の提案です。本番に反映する前に、テーマのコピーや例のデータで試します。

1. 何を確認するか

title・description・canonical・サイトマップ・robots.txtを、テーマ・アプリ・標準のどれが出しているかを一覧にする

  • 商品・コレクション・ブログ記事・検索結果・売り切れ・下書きの6種類のURLで、題・説明文・正規URL・meta robotsを出しているのがテーマか、アプリか、Shopifyの標準かを分けて記録します。
  • サイトマップ(sitemap.xml)に載るURLと公開中のURLの差を取り、載っていない理由(下書き・非公開・アプリ側の除外)を確かめます。
  • 正規URLが二重に出ていないか、アプリのスクリプトが別の正規URLやrobotsの指定を後から書き換えていないかを見ます。
  • 対象のテーマの版と、参考にしたShopifyの資料の確認日を点検表に残します。

2. 何を変えるか

Shopifyの標準の出力を確かめ、抜けと食い違いだけを直す。重なって出ている正規URL(canonical)を外す

  • 直すのは、抜けている所と食い違っている所だけです。足りている項目は触りません。
  • 正規URLが重なっているときは、出す所を一つに決めてから残りを外します。アプリが原因なら、設定で止められるかを先に試します。
  • 変更はテーマのコピーかプレビューで行い、本番のテーマを直接編集しません。

3. 使い勝手を守ること

今のURLを変えず、検索・問い合わせ・購入の流れを壊さない

  • 今のURLは変えません。検索・問い合わせ・購入の流れが、変更の前後で同じ手順で通ることを確かめます。
  • meta情報を整えるために、ページの見出しや商品情報を削りません。

4. テスト

6種類のURLで、変更の前後のHTMLのhead部分を並べて比べます。違いが狙った項目だけであることを合格の条件にします。

  1. 通常の商品の出力を比べる
  2. コレクションの出力を比べる
  3. ブログ記事の出力を比べる
  4. 検索結果の出力を比べる
  5. 売り切れの商品の出力を比べる
  6. 下書きの出力を比べる

試した環境と日付を記録し、PC・スマートフォン・キーボード操作での違いを残します。

5. できあがるもの

今のテーマとの差分と、URLごとの点検表。SEOアプリをまとめて入れることを最初の答えにしない

  • URLごとの点検表。出している所・今の値・問題・対応の4列で、点検しないURLにも理由を残します。
  • テーマの差分と、元に戻す手順。
  • 受け入れテストの一覧と、試した環境・日付の記録。

無料・標準機能で足りる場合

Shopifyの標準の機能と今の設定で足りる場合は、アプリを追加しません。足りるなら、それで終わりです。入れているアプリが同じ役割を持つなら、そのアプリが出しているものを確かめてから、重なっている分を外します。

このモジュールで扱わないこと

  • 順位の予測や、検索エンジンへの登録の保証はしません。
  • SEOアプリをまとめて入れることや、テーマの全面的な作り直しは範囲に入れません。

店の持ち主が決めてから行う操作

次の操作は、店の持ち主が対象と範囲を確かめて決めてから行います。それまではテーマのコピーやプレビューで作業を続け、本番の設定・テーマ・データには触れずに、差分と戻す手順だけをそろえておきます。決めるのは一件ずつです。

  • テーマの差分を本番に反映して公開する
  • サイトマップの設定やrobots.txt.liquidを変える
  • 入れているSEOアプリを止める
どのモジュールでも店の持ち主が決める操作
  • テーマの変更を本番に反映して公開する
  • 商品データやメタフィールドを本番でまとめて更新する
  • サイトマップ・robots.txt・AI向けの案内ファイル(/llms.txtなど)を変える
  • 販売チャネルやAI向けのチャネルを有効にする
  • 入れているアプリを止める・削除する

作業の順番

  1. 本番の管理権限は使わず、書き出したデータ・テーマのコピー・例のデータで、今の状態を一覧にします。
  2. テーマの版を控え、標準の機能で足りることと足りないことを分けます。
  3. 変える所を最小にした差分、テスト用のデータ、元に戻す手順をそろえます。
  4. PC・スマートフォン・キーボード操作で、表示とデータの変化を記録します。
  5. 店の持ち主が変更を決めてから、本番に反映します。

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