3プランの機能は同じで、選ぶのはサポートの範囲だけ
やよいの青色申告 オンラインのセルフ・ベーシック・トータルは、帳簿の付け方、銀行やカードの取り込み、確定申告書の作成まで機能が同じです。
運営者の時計店 Timeseek(timeseek.net)は、開業のときに弥生も検討したうえで freee を選び、いまも freee の入力おまかせを使って申告も freee で出しています。
帳簿の経験・聞き方・相談したい中身の3つで、合うプランが決まる
この記事の判定で次の3つを選ぶと、合うプランが分かります。
- 帳簿の経験: 簿記や会計ソフトを使ったことがあるか、初めてか
- 聞き方: 分からないとき、自分で検索して解決するか、人に聞きたいか
- 相談したい中身: 聞きたいのは画面の操作か、仕訳や確定申告の中身か
経理の経験がある店はセルフ、帳簿が初めての店はベーシックから
試算の例で、実在の店の数字ではありません。
| 店 | 状況 | 当てはまるプラン | 2年間の費用(税抜) |
|---|---|---|---|
| 経理の経験がある、取引が月30件の店 | 会社で経理をしていた。取引は月30件。分からないことは自分で調べる | セルフ | 初年度0円+2年目11,800円=11,800円 |
| 帳簿が初めての、取引が月80件の店 | 帳簿は初めて。取引は月80件。画面の操作を聞きたい | ベーシック | 初年度0円+2年目22,800円=22,800円 |
| 同じ帳簿が初めての店が、初年度に操作を覚えた場合 | 初年度はベーシックで聞き、2年目は自分で調べる | ベーシック→2年目からセルフ | 初年度0円+2年目11,800円=11,800円 |
プランは次の時期に変えられます。
| 変更 | 申し込む時期 | 切り替わる時期 |
|---|---|---|
| 上位のプランへ | いつでも | すぐ。契約更新月までの差額を払う(契約終了月は変更できない場合がある) |
| 下位のプランへ(年契約) | 契約終了月の前月末日まで | 次の契約期間から |
迷うならベーシックで始め、2年目の更新前に聞いた回数で決める
上から順に当てて、最初に当たった行で止めます。
| 条件 | 判定 | 次の行動 |
|---|---|---|
| 仕訳や確定申告の中身まで相談したい | トータル | 初年度は半額。税理士に頼む費用と比べてから決める |
| 画面の操作を人に聞きたい | ベーシック | 初年度無料で始め、2年目の更新前に聞いた回数を見てセルフへ変えるかを決める。電話を多く使うなら10回の上限に注意 |
| 帳簿が初めて、または迷っている | ベーシック | 初年度はどちらも無料なので、聞ける方で始める |
| それ以外(簿記や会計ソフトの経験があり、自分で調べて解決できる) | セルフ | 初年度無料で始め、2年目もセルフで続ける |
- freee やマネーフォワードと比べたいなら、会計ソフトの比べ方へ
- 開業届と青色申告承認申請書の手順は、個人事業か法人かの記事で扱っています
- 迷う場合は、運営者への有料の相談も用意しています(受付は準備中。税務の個別判断はしません)
セルフもベーシックも初年度は無料で、まず1年使ってみる
セルフで足りるかは、初年度を無料で1年使ってから決めても遅くありません。帳簿の付け方で分からないことの多くは、国税庁の資料と会計ソフトの FAQ で解決します。
青色申告の控除の条件は、プランに関係なく同じです。
| 年分 | 65万円の控除を受ける条件 |
|---|---|
| 2026年(令和8年)分まで | 複式簿記で帳簿を付け、貸借対照表と損益計算書を添えて期限内に申告する。そのうえで、e-Tax で申告するか、優良な電子帳簿を保存して届出書を出す |
| 2027年(令和9年)分から(令和8年度税制改正の大綱) | e-Tax での申告が65万円の条件になる。優良な電子帳簿の保存なども満たすと75万円 |
- 青色申告承認申請書は、青色申告をしたい年の3月15日までに出す。その年の1月16日以後に開業したなら、開業から2か月以内
- 2年目の更新は自動。契約終了の前月に弥生から更新の案内メールが届き、何もしなければ登録した決済方法で2年目の年額が引き落とされる
帳簿と申告の機能は同じで、聞ける範囲と2年目以降の年額が違う
3プランを、使う場面ごとに並べます(税抜)。
| 場面 | セルフ | ベーシック | トータル |
|---|---|---|---|
| 帳簿を付ける、確定申告書を作る | できる | できる | できる |
| 画面の操作が分からない | Web の FAQ で調べる | 電話(サポート契約期間中10回まで)・メール・チャットで聞ける | 聞ける |
| 仕訳の仕方が分からない | FAQ で調べる | 操作の範囲で聞ける | 相談できる(経理業務の相談も含む) |
| 確定申告の中身を相談したい | 相談できない | 相談できない | 相談できる |
| 初年度(2027-03-15までの申込) | 無料 | 無料 | 半額(19,800円) |
| 2年目以降(年額) | 11,800円 | 22,800円 | 39,600円 |
- 初年度の無料・半額は、2027年3月15日までに有償プランを申し込み、自動更新のための決済方法(口座振替かクレジットカード)を登録するのが条件
- 適用は1事業者1回だけ。無料体験プランの期間を過ぎた人、やよいの白色申告 オンラインで初年度無償キャンペーンを使った人、一度解約してから申し込み直す人は、キャンペーンを使えない
- キャンペーンは予告なく変わったり終わったりすることがある。期限を過ぎると条件が変わる
- 仕訳や確定申告の中身まで人に任せたいなら、会計ソフトの相談サポートより、税理士に帳簿を見てもらう方が合う場合がある(運営者の見立て)
- 3プランとも使える機能は、取引データの自動取込と自動仕訳、日付と金額を入れるだけの取引入力(簿記の知識は不要)、帳簿とレポートの自動作成、画面の案内に沿った確定申告書の作成と e-Tax
2年目以降は、セルフとベーシックで年11,000円の差がある
初年度が無料の場合の、年ごとの支払いです(税抜)。
| 年 | セルフ | ベーシック |
|---|---|---|
| 初年度 | 0円 | 0円 |
| 2年目 | 11,800円 | 22,800円 |
| 3年目 | 11,800円 | 22,800円 |
| 3年の合計 | 23,600円 | 45,600円 |
- 見るのは2年目以降の年額。初年度が無料や半額でも、2年目からは毎年かかる
- 年11,000円の差で「電話やチャットで聞けること」を買うかは、帳簿を付ける時間が月に何時間か、聞けないと何時間増えるかで考える
判定で選んで始め、更新の2か月前に聞いた回数でプランを決め直す
- この記事の判定でプランを決める。初年度の無料・半額を使うなら、2027年3月15日までに申し込み、自動更新の決済方法を登録する
- 銀行とカードを連携し、最初の月の取引を仕分ける
- 更新の2か月前に、聞いた回数と2年目の年額を見て、プランを決め直す
- 更新をやめる場合は、契約が終わる月の前月末までに手続きする
戻すときは、やめる前に仕分け済みの帳簿のデータをファイルで取り出して保管します。年の途中でやめると同じ年の帳簿が分かれるので、変えるなら年が変わるときにします。