別サイトは急がず、持つならサーバーは安定、ドメインは更新料で選ぶ
店とは別のサイトを持つかを先に決め、サーバーとドメインはその後で選びます。
運営者の時計店 Timeseek(timeseek.net)は、店の本体を Shopify、店とは別のページをレンタルサーバー(エックスサーバー)で運用していて、サーバーの費用は月1,500円程度です。大した金額ではないからこそ、表示速度が安定しているサーバーを勧めます。
店の名前・書く題材・会社の紹介・更新する時間の4つで、持つかが決まる
この記事の判定で、店の名前で検索されているか・書く題材・会社の紹介ページ・更新する時間を選ぶと、店とは別のサイトを持つべきかが分かります。書く題材は、商品の話とは別に月に一度書けるもの(仕入れの話、手入れの方法、選び方など)です。
更新する時間と書く題材がなければ、今は持たない
上から順に当てて、最初に当たった行で止めます。
| 条件 | 判定 | 次の行動 |
|---|---|---|
| 更新する時間が取れない | 持たない | 更新が止まったサイトは店の信用を下げる。カートの機能で足りる |
| 会社としての紹介(沿革、取引先向けの案内)が要る | 持つ。ただし小さく | 1〜3ページの会社サイトで足りる。ブログは題材が出てから |
| 店名で探されておらず、書く題材も決まっていない | 今は持たない | カートサービスの店の紹介ページとブログ機能で足りる。SNS で店の名前を作る |
| 商品以外に書ける題材がある | 持つ | 下のサーバーとドメインの表で選ぶ。店の住所とは別のドメインか、店のドメインの下に置くかを先に決める |
| それ以外(店名では探されているが、書く題材がまだ無い) | 急がない | カートのブログ機能で題材を三か月書き、続いたら別サイトを持つ |
手入れの話を月に一度書ける中古時計の店は「持つ」に当たる(例)
中古の時計を自社サイトとモールで売る店の例です。実在の店ではありません。
| 項目 | この店 |
|---|---|
| 店の名前 | 店名での検索が少しずつ増えている |
| 書く題材 | 商品の話とは別に、時計の手入れの方法と、仕入れ先の選び方を書ける |
| 手 | 店主一人で、月に一度なら書ける |
| 判定 | 持つ。店の住所(ドメイン)とは別に短い .com を取り、レンタルサーバーで小さなサイトを立て、店の本体からリンクする |
まずはカートの紹介ページとブログ機能で三か月書いてみる
カートサービスの多くに、店の紹介ページやお知らせ・ブログの機能があります。別サイトを持つ前に、そこで題材を月に一度書いてみます。
三か月続いたら、別サイトを持つ意味が出てきます。続かなければ、持っても更新が止まるだけ。
ドメインは、別サイトを持たなくても店の本体に必要なものです。運営者は、ドメインの取得サービス(登録業者)で取ることを勧めます。カートやサーバーをやめても、店の名前であるドメインを手元に残せるからです。
カートやサーバーの契約に付いてくる無料ドメインを使うなら、そのサービスをやめても持ち出せるものにします。
サーバーは月額の差より表示の安定、ドメインは更新料で比べる
月額はロリポップとさくらが安い
4社の最初の段の月額です。どれもキャンペーンのない通常の料金です。
| サービス | 最初の段の月額 | 初期費用 | 無料 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| エックスサーバー | スタンダード 990円(36か月契約、税込。12か月1,100円、3か月1,320円) | 0円 | 10日 | 更新時も同じ料金。独自ドメインが永久無料(新規契約のスタンダードは12か月で1つ、24か月以上で2つ、12か月未満は対象外。2つ目は .blog・.site・.online から選ぶ)。運営者が利用中 |
| ConoHa WING | ベーシック 1か月最大1,452円(通常料金、1時間2.5円) | 0円 | 通常料金に無料の期間があるかは公開されていない。WINGパックは申込月が無料(月初の申込で最大31日) | WINGパックは契約期間分を一括前払いで、途中解約はできない。WINGパックの月額はキャンペーンの期間ごとに変わる。独自ドメイン2つ無料(2つ目は .shop・.online など8種類から選ぶ)は WINGパックの特典で、表の通常料金には付かない |
| ロリポップ | ライト 330円、スタンダード 605円、ハイスピード 660円(36か月契約。12か月はライト539円、スタンダード957円、ハイスピード1,045円) | 0円 | 10日 | エコノミー121円(36か月。12か月は231円)もあるが、店のサイト用途ではスタンダード以上を見る |
| さくらのレンタルサーバ | ライト 121円、スタンダード 500円(36か月一括の月額換算、税込。12か月はライト165円、スタンダード550円) | 無料 | 14日 | ライト〜ビジネスプロの4段。ライトは12〜36か月の一括払いだけで、WordPress を使えない |
- 運営者がエックスサーバーを勧めるのは、使っていて表示速度が安定しており、店の名前で来た人を待たせないから
- 月額の差は大きくても年に1万円ほど。表示が不安定なサーバーで店の信用を落とす方が高くつく
- エックスサーバー・ロリポップ・さくらは、契約期間で月額が変わる。最初は12か月で契約し、続くと分かってから36か月にする
- エックスサーバーの「キャンペーン価格」は、キャッシュバック後の実質の額で、表の990円などとは別(キャンペーンは 2026-10-05 17:00 まで)
ドメインは取得料ではなく、毎年の更新料で比べる
3社の取得料と更新料です。
| サービス | .com 取得/更新 | .net 取得/更新 | .jp 取得/更新 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ムームードメイン | 1,728円/1,728円 | 1,848円/1,848円 | 3,344円/3,344円 | 税込、1年あたり、通常の料金。取得料には、これより安い割引の価格が期間の表示なしで出ていることがある。表示価格にサービス維持調整費は含まれず、含めると更新は.com 2,181円、.net 2,333円、.jp 4,221円 |
| XServerドメイン | 初めてなら0円/1,721円 | 初めてなら0円/1,992円 | 初めてなら0円/3,102円 | 取得0円は XServerドメインを初めて使う人が1つ取るときだけ。エックスサーバーの独自ドメイン永久無料特典などを使ったことがあると対象外。通常の取得料は .com 1,721円、.net 1,992円、.jp 1,980円。.jp は英字(ローマ字)の料金で、日本語.jp は取得1,180円・更新1,298円。税込。表示料金以外の追加費用はかからない |
| お名前.com | 0円(2個目から750円)/1,287円〜 | 0円(2個目から750円)/1,507円〜 | 0円(2個目から1,860円)/3,091円〜 | 取得の0円は1人1個までの特別価格。税込。更新料は登録の時期で変わる。表示価格にサービス維持調整費は含まれず、含めると更新は.com 1,625円〜、.net 1,903円〜、.jp 3,902円〜 |
- 取得料はキャンペーンや初回の特典で0円や数百円になるが、毎年払うのは更新料
- 調整費を含めると、ムームードメインの更新料(.com 2,181円、.net 2,333円、.jp 4,221円)は3種とも XServerドメインより高い。.jp は XServerドメイン(3,102円)がいちばん安い。お名前.com の更新料は「〜」のついた最低額(調整費込みで .com 1,625円〜、.net 1,903円〜、.jp 3,902円〜)で、登録の時期で変わるので、.com と .net の順番はこの表だけでは付けない
- 日本語ドメインは、共有や入力で不便なので避ける(運営者の判断)。URL の単語は、読者の言語の意味のある語をハイフンで区切る(Google の URL の指針)。指針には日本語の単語を使う例もある
- ドメインはドメインの業者で、サーバーはサーバーの業者で、別々に契約する方が後で困らない。セットのキャンペーンは、契約の縛りや解約時の扱いが複雑になることがある(運営者の経験)
- サーバーとドメインの合計は年に数千円から2万円程度
持つなら業者を分けて契約し、持たないならカートの機能で書く
- 別サイトを持つ: ドメインをドメインの業者で取り、サーバーを別に契約し、1〜3ページから始めます
- 今は持たない: カートの店の紹介ページとブログ機能で題材を三か月書き、続いたら戻ってきます
- 迷う場合: 運営者への有料の相談も用意しています(受付は準備中)
ドメインとサーバーを別の業者で契約し、やめてもドメインは残す
- ドメインの業者で、.com・.net・.jp の順に短い英字の名前を取る
- サーバーを12か月で契約し、無料期間の間に表示の速さを自分で試す
- 1〜3ページ(店の紹介、書く題材の最初の記事、問い合わせ先)を置き、店の本体からリンクする
- 月に一度、記事を一本書く。三か月続かなければ、サイトは残して更新をやめる判断をする
- 更新料と契約更新の日を予定に入れる。切れると店のリンクも切れる
- 一年たったら、来店の入口に別サイトが入っているかを店の分析画面で見る
戻し方は一つ。サーバーを解約しても、ドメインは店の名前そのものなので更新を続けます。サーバーとドメインを別の業者で契約しておくと、この切り分けが簡単です。