GoQMieruca で分かるのは企業だけなので、法人向けで連絡する人がいる店に向く
GoQMieruca は、訪問元のIPアドレスを企業データベースと照合し、どの企業がいつ、何のページを何秒見たかを一覧にする営業支援ツールです。
法人の買い手の割合、訪問の回線、連絡する人、個人情報の扱いを先に見る
先に、自分の店の次の4つを見ます。
- 買い手の内訳: 注文と問い合わせのうち、法人からのものが何割か。請求書払いや見積もり依頼の件数でも近いことが分かる
- 訪問の回線: 買い手の担当者は会社のパソコンから見ているか、スマートフォンから見ているか。照合するのは企業のIPアドレスなので、自宅の回線やモバイル回線からの訪問は企業として出ない
- 営業の受け皿: 企業名が分かったとき、誰が連絡するか。連絡の手段(電話、フォーム、郵送)も決まっているか
- 個人情報の扱い: フォーム送信のみえる化とメール配信のみえる化を使う場合、入力された情報とアクセス履歴を結び付けることになる。プライバシーポリシーでどう説明するかを先に決める(法的な要件の判断はこの記事では扱わない)
2番目は見落としやすいところです。法人向けの商材でも何割が企業として特定できるかは店ごとに違い、特定率(企業名が出る割合)は公開されていないので、お試しの期間に自分で数えます。
企業情報だけならスタンダード、フォームとメールの紐付けまで使うならプロ
みえる化は3つに分かれています。
| みえる化 | 何が分かるか | 必要なプラン |
|---|---|---|
| 企業情報 | 訪問元のIPアドレスと企業データベースを照合し、企業名・住所・連絡先・規模と、見たページと滞在時間 | スタンダード以上 |
| フォーム送信 | 問い合わせフォームに入力された情報と、その人のアクセス履歴の紐付け | プロ |
| メール配信 | 送ったメール内のリンクのクリックと、アクセス履歴の紐付け。名刺のCSVを取り込んで結び付ける | プロ |
- 注: ほかに、見込み顧客リストのCSV出力、顧客ごとのラベル管理、HTMLメールの配信とクリック率の集計がある
- 注: 企業データベースに載っていない会社、回線の契約が個人名義の会社、支店からの訪問の扱いは公開されていない
まず無料の計測と、問い合わせフォームの会社名の欄で足りるかを見る
0円でできるのは、無料の計測(GA4など)と、問い合わせフォームに会社名の欄を足すことです。違いは下の比較表にあります。月30,000円に見合うのは、次の条件がそろう店です。
- 法人からの注文や問い合わせが、売上の柱になっている
- 問い合わせに至らない訪問が多く、その中に見込み客がいると考える理由がある
- 企業名が分かったら連絡する人と、連絡の型(何を言うか)が決まっている
- 少なくとも3か月は続けられる。最低利用期間が3か月あるので、1か月では止められない
問い合わせ前の企業名まで分かるのは GoQMieruca で、法人比率が高く連絡する人がいる店に向く
問い合わせの手前にいる企業を知る方法を並べ、判定の欄に向く店を書きました。料金は税別です。
| 方法 | 分かること | 分からないこと | 費用の性質 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| 無料の計測(GA4など) | ページごとの閲覧数、流入元、離脱の位置 | 訪問した企業名、担当者 | 0円 | まずここから。改善の判断はこれで足りることが多い |
| フォームに会社名の欄を足す | 問い合わせた企業の名前と連絡先 | 問い合わせに至らなかった訪問 | 0円(作業時間のみ) | 法人向けの店は、有料を試す前にこれを先に。1か月分の問い合わせを見る |
| 名刺の管理 | 会った相手の会社と連絡先 | サイトに来ているかどうか | 既存の手段の範囲 | 展示会や訪問営業がある店だけ |
| GoQMieruca スタンダード | 訪問した企業名と、見たページ・滞在時間 | 個人、個人回線・モバイル回線からの訪問 | 月30,000円・初期50,000円(税別) | 法人比率が高く、連絡する人がいる店。フォームとメールの紐付けは後から |
| GoQMieruca プロ | 上に加えて、フォーム入力とメールのクリックをアクセス履歴に紐付け | 同上 | 月50,000円・初期100,000円(税別) | メール配信を営業の型として回している店 |
初期費用と最低3か月分で、スタンダードは140,000円、プロは250,000円(税別)
課金開始日から3か月は解約できないので、初期費用と月額3か月分を足した額が、最初に決める金額です(税別)。
| プラン | 月額 | 初期費用 | 最低3か月の合計 |
|---|---|---|---|
| スタンダード | 30,000円 | 50,000円 | 140,000円 |
| プロ | 50,000円 | 100,000円 | 250,000円 |
- 注: この額を、企業名が分かることで増える商談の数で割って考える
お試しの20日で、特定できた企業と業種の合う数を数えて3か月分の額と並べる
- 直近3か月の注文と問い合わせを、法人と個人に分ける。法人が何割かを出す
- 企業名が分かったときに誰が連絡するかを決める。決まらないなら、ここで止める
- 20日間の無料お試しを申し込み、計測用のタグを自社サイトに入れる
- お試しの期間に、訪問のうち何件が企業として特定できたかを数える。特定できた企業のうち、自店の商材に合う業種が何件あるかも数える
- 4の数と、3か月分の合計額(スタンダードで140,000円、プロで250,000円、税別)を並べる
- 続けると決めたら、特定した企業への連絡を型にする。誰が、何日以内に、何を言うか
要は4の「業種が合う企業の数」です。企業として特定できても、同業他社や取引のない業種ばかりなら営業の当たり先にはならないので、件数の多さではなく中身で判断します。
戻すときは、最低利用期間の3か月を過ぎてから解約し、その前に見込み顧客リストのCSVを手元に保存します。解約したら、計測用のタグを自社サイトから外します。外し忘れると、動かないタグが読み込みの時間だけ増やします。
迷う場合は、運営者への有料の相談も用意しています(受付は準備中)。